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花の木

我にかえる





はっ!とする瞬間や、待てよ?と立ちどまる瞬間というのは度々あるけれど、

最近のそれは、娘のおむつを替えている時だった。


娘が、おむつ替えの時にとっても暴れるようになってきて、最近なかなか替えさせてくれない。


そんな時に心の中で、

「なんでつけさせてくれないの?あなたのためにやってるのに!」

って思ったことがあった。

イライラ!プンプン!モードで。



でも、ん?待てよ?とあとで冷静になって振り返ったとき、それはおかしいよねと思った。


娘からしたら、「別におむつ付けてなんて頼んでないし、むしろしたくないんですけど」って感じなのでは?


なんでおむつを娘につけているかっていうと、つけないと床やらなんやら汚れてしまって、それを掃除する私が大変だからなのだった。


はっ!とした。

そうだった、これは私の都合だった!



人それぞれに都合ってあるものだし、

それが良いとか悪いとかじゃない。


でも、本当は自分の都合なのに、「誰かのためにそうしてあげてる」ってすり替えてしまうのは危ないなぁと思った。

特に、自分が親になった今、「親の都合」と「子への思いやり」を混同しないように気をつけなくては、と思うのだった。



「あなたのためにしてるのに!」

ではなく

「私があとで掃除するのが大変だから、頼む、おむつをつけてくれ〜、協力してくれ〜」

だった。



ねぇ、それって、誰のため?

と我にかえる癖をつけたい。



そしてイライラプンプンモードの時って、心に余裕がなくなっているんだけれど、

そんな時の私のからだは大抵、

頭皮はバリっと硬く、

首は詰まっていて、肩は力み、

背中もバリッ。

呼吸は浅く、腰は重く、

足裏も無駄に力んで、地面に反発しているような感じになっている。



からだの声、無視しちゃってたなぁ。

ごめん、ごめん。


我にかえって、丁寧に足の裏に触れてみる。




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